秘密と偶然の名
リアルの出来事を中心に、自作小説等を載せています。
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紛失
異様にぐっすりと眠れ、朝起きたのは既に朝とはいえない時間になってからじゃった。

とはいえ、元々朝早く起きる気なんぞ毛頭無いんじゃが。なんせ仕事は15時からじゃし。

それにしても殆ど出勤直前の、14時まで寝て居られるとは思わんかったな。

寝ぼけ眼を擦りつつ、ずるずると這い出て取り合えず適当に食事。さて、出発しようと用意。

充電してあるPSPを鞄に放り、同じく充電してある携帯を取る。と、目の前に飛び回る目障りな物体を発見。少し大き目なハエじゃった。

このまま部屋の中を、不在中飛び回られるのも嫌なので、時間までに殺す事にする。


茶の間から古い新聞紙を掴み、丸めて装備。ハエが止まっている所に振り下ろすも、直前で察せるのか直ぐに逃げる。

それでも執拗に追い回して、5分くらい激闘の末ハエは沈黙した。まったく目障りな。

死骸はティッシュで包んでゴミ箱へ処理し、時間も無いのでサイフを掴んでさっさと仕事へ行こうかと思い、財布を探す・・・・・・が、何処を探しても見当たらない。

普段枕元に財布を置いてあるんじゃが、どうしても無い。落ちているとか、何かに埋まってるとかでもない。

はて・・・・・てか、この時点で既に出発時間を過ぎてる。多少余裕を持って出発する時間なので、遅刻する訳ではないが・・・・とはいえ居られる時間は後5分程度。

しかし、無い。何処探しても見当たらない。

とうとう時間になり、このまま出発する事になった。

わしは用事がなければサイフは持ち歩かない人間なんじゃが、今日は職場の食堂が開いているので昼休憩はそこで食事を摂る筈だったので、財布が無い事にはどうしようもない。

しかもこういう時に限って、まだ金を降ろしていないから財布に入っている以外の金はなかったりする。

1食食える分くらいの小銭なら車の中にあるんじゃが、職場の食堂システムが千円単位のプリペイドカードを購入してそこから支払う形になるので、最低でも千円札が無いと使えない。

時間が無いので昼食用に持っていく物を用意している暇がなく、今日は食事抜きで働くしかなくなった。

にしても、一体何処に置いたかのう。まさかとは思うが、職場の更衣室に忘れてきたとかも考えられるし。
派遣な所為か、誰かの忘れ物は『届ける』という概念が存在しないんじゃよな、あの辺。拾い物は自分の物とか平気でやる阿呆が多いし。
まあ・・・他人が困ってるのを見て喜んでる真の意味での餓鬼多いしな・・・・・誰かは分からんが。
いたずら程度ならまだ分かるが、財布だの車の鍵だの携帯だの、いたずらで済まされないことをやる餓鬼が結構多くて困る。

一応財布の中には、クレジットカードが入っておるので盗まれたら危険なんじゃよな。現金は2千円程度なのでそれほど痛くは無いが。

・・・ふーむ。しかし昨日、着替えた後しっかり掴んで持って帰った記憶があるので、家にあるとは思うが。

ただ不幸中の幸いな事に、職場の人から千円を借りる事が出来たので、昼食の件は何とかなった。
明日必ず返さんとな。

さて、仕事が終わり家へ帰って、部屋の中をひっくり返してでも財布を見つけようと思った矢先、茶の間に普通に置いてあった。

・・・・・少し拍子抜け。どうやら昨日、帰ってきてから食事をするとき、ズボンのポケットから出したんじゃろうな。

なるほど・・・・・道理で部屋の中いくら探しても見当たらない訳じゃ。

ふうむ・・・・一応クレジットカードは抜いておくかのう。何かあったら怖いし。

何はともあれ、職場に忘れてなくて良かったのう・・・・・・
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