秘密と偶然の名
リアルの出来事を中心に、自作小説等を載せています。
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じゃみら漫画
前々から言っていた、わしが基本のストーリーを小説で書いて、じゃみらかデネブが漫画を書いている物語がある。

以前デネブのは載せたな。詳しくはカテゴリー欄の『デネブ漫画』に載ってる。

デネブとじゃみらが書いているのは、それぞれ別の物語じゃがな。

何ゆえこの様な事をしているのかと言うと、以前じゃみらがなんとなくで書いたであろうオリジナルキャラのイラストを、わしにくれたのがそもそもの切っ掛け。
しばらく貰っただけで何もせんかったが、思い立ってそのキャラにストーリーを付けてみたんじゃ。

そこから始まり、デネブのオリジナルキャラにもストーリーを付けるようになってこんな形になった。


漫画なので、小説より見易いじゃろう。小説版の下に載せるので、興味がある人はそちらもどうぞ。

今日は16頁貰ったの中の8頁分まで載せようかと思う。残りは明日。

スキャナで取り込んだんじゃが、上手く撮れずに陰になってしまったり、若干斜めになってしまうのが難点じゃな・・・・
前回落とした画像加工のフリーソフトのお陰で、余白切り取りや向き転換はかなり楽になったんじゃが。

しっかし、じゃみらは展開させるの上手いな。小説版をそのまま漫画に書き換えるのではなく、漫画は漫画で全く別な表現になっているのが面白い。

漫画でしか書けんであろう小ネタも多いしな。ハルヒとニコニコ動画ネタが一部混ざってるし。そっちを探してみるのも面白いかも知れんぞ。
まあ、若干造形が崩れてる手抜き絵も多いが。

因みにこの物語の題名は、今の所『その仮面の意味は』になっておる。

忘れておったが、デネブ漫画もじゃみら漫画も、PCかあるいはある程度の画像表示に耐えうる携帯でないとまともに見れんので要注意。

その仮面の意味は01


その仮面の意味は02


その仮面の意味は03


その仮面の意味は04


その仮面の意味は05


その仮面の意味は06


その仮面の意味は07


その仮面の意味は08



以下より小説版。

「ホントに此処にいんのか? つーかなんで俺だけが草刈役なんだよ!」
 バサバサと剣で樹のツタや、背の高い草などを切り払いながら、怒気を含ませながらゲインは文句を言っている。
 ゲイン・カシュール。痩身だがよく鍛えられている体を、旅装束で身を包んだ18歳の青年だ。粗暴な性格に問題はあるが、こうやって文句を言いつつしっかり草刈をしているだけあって、人の言う事を全く聞かないほど自分勝手ではない様だ。
「だって、刃物所持してるの、アナタだけ。それとも、こんな野蛮な仕事、私のみたいなか弱い女の子に、やらせる気?」
 ゲインの文句に淡々とした口調で返したのは、腰よりも下に伸びているほど長い髪の、華奢な少女だ。名前はファルク・ウィックレー。
 年はゲインより1つ下の17歳。半分しか開いていない眠そうな双眸(そうぼう)と、禍々しいとしか言いようの無い謎の仮面を頭に付けているのが、何より印象深い。
「か弱い女の子だぁ? おめーがその仮面霊術とか言う変なワザ使えば、この辺一体なんて簡単に焼き払えるだろーが!」
「私、疲れるの嫌。歩くのだって嫌なのに、そんな労働したくない」
「ふざけんな!」
 ゲインはファルクの言い分に激昂し、草刈の手を止め、ファルクに掴みかからんばかりの勢いで振り向く。
「あーうるせーうるせー。少し黙ってろ餓鬼ども」
 などと言いつつファルクの横に立っていた男が、ゲインの後頭部を鷲掴みにして、強制的に元の向きに戻した。この男の名前は、コルセス・ヴィリンペル。
 ファルクのお目付け役らしいのだが、ややいい加減でマイペースな所がある男だ。サングラスをかけ無精ひげを生やし、中途半端に伸びた髪を紐で適当にまとめている。歳は25歳。
「良いからお前は大人しく草刈ってろ。それにこんな狭い場所でファルクが術使ったら、余計なモンまで消し炭になっちまう」
 ファルクは生まれつき特殊な霊能力を持っており、頭に付けている仮面を媒体に、魔法の様な力を使う事が出来る。何故仮面なのかは分からないらしいが、相性が良いのだろう。
「それならあんたがやればいいじゃねーか! 俺ばっかりにやらせんじゃねぇ!」
「ファルクが言っただろ。オレの武器はムチだ、刃物じゃねぇ。あるのは調理用の包丁くらいなもんだ」
 などと言いつつ、コルセスはポケットから煙草を取り出し、口にくわえて火を点けた。
「あー暇だ、やる気でねぇ……」
 草刈を手伝う気は無いが、暇なのは暇らしい。ファルクと良いコルセスと良い、どちらも気力というものが感じられない。
「あははは。ゲインちゃん、結局一人で草刈りしなきゃならないね~」
 今までの会話を眺めながら、陽気な感想を述べたのが、ティンリー・アンス。
20歳の女性で、少々癖の強いショートカットな髪型の上に、大き目の帽子をかぶっている。大きな瞳と、無邪気そうな笑顔が特徴的である。
 その姿からは中々想像できないが、本好きでその頭には膨大な知識が詰まっているらしい。なんでも、現存している生物で、知らないものは無いという。
 ゆったりとした服を着ているのでやや分かりづらいものの、年上という事もあってか、ファルクより肉付きが良い体型をしている。
「だったらおめーも手伝え」
 陽気なティンリーを、ゲインは睨むように見る。
「やっだな~。アタシがこんな肉体労働できるわけないっしょ~。頑張ってゲインちゃ~ん」
 そしてティンリーも、手伝う気は全く無いらしい。
 仕方なくぶつくさと文句を垂れ流しながら、右手に持った剣で目の前の草を切り払うゲインであった。
 さて何故ゲインが、こんな風に草を刈っているのかと言うと、金策難に陥ってしまったからである。
 ファルクとティンリーはやや浪費癖があり、ファルクは謎の小物や服、ニーソックスなどを色々と買い込んだり、ティンリーは荷物になるのも構わず結構な量の書物を買い込んだ為だ。ついでにコルセスの煙草代も馬鹿にならない。
 お陰で、こうして通りがかった町で、簡単な依頼を受けているのである。旅をしているので一応馬車はあるのだが、荷物で一杯なため、町に預けてきてある。
 何故旅をしているかと言うと、ゲイン達は今、ファルクを王都まで送り届けている所なのだ。強く危険な力を持つファルクは、王都で保護下に置かれる事になっている。その力ゆえに良い道具として扱われる事も有るだろうが、待遇は良いそうなのでファルク自信特に文句は無いそうだ。
 実を言うとコルセスは王都から派遣された、ファルクのお目付け役兼護衛者なのである。本来は後数人護衛がいたのだが、以前ちょっとした事件の後、2人だけになってしまっている。
 ゲインはその事件に関わってしまい、以後成り行きでファルク達と行動を共にするようになったのだ。
 ティンリーはファルクの持つ能力に興味があり、途中から勝手に着いてきた為、現在はこの4人で行動している。
 ティンリーには全く戦闘能力が無いのだが、頭の中に入っている膨大な知識を活用して、所々に金儲けになるようなネタを引き出す事に使われている。今回の依頼も、ティンリーの持つ知識が役に立っているのだ。
 その依頼と言うのが、とある生物を討伐し、その肉を取ってきてくれというもの。なんでも気性が荒い生物で、人里に降りては来ないものの、出会ってしまえば逃げるのは至難の業、という程の相手らしい。
 人里に降りてこないというだけあって、数が少ない。つまり、見つける事自体難しいという事。希少価値が高いだけあって、肉は高級品扱いにされており、依頼の報酬も十分なほど貰える。
 強い上に見つけづらいという性質上、依頼を受ける人は少ないが、ティンリーが「場所ならアタシがばっちし見つけてあげるから、探すのはだいじょーぶだいじょーぶ!」と言うので、この依頼を引き受けたという経緯なのだ。 
「ティンリー。さっきから草しか出てこねーが、マジでこっちに生息してるんだろうな?」
 煙草の煙をくゆらせながら、コルセスがティンリーに尋ねる。
今彼らがいるのは、樹海とも言えるように深い森林だ。木々が生い茂っており、切り払わなければろくに歩く事すらままならない。
 お陰でかれこれゲインが草刈をさせられて、もう2時間は過ぎている。面倒くさい労働はゲインに押し付けているとはいえ、ただ待っているほうも飽きてくるというものだ。
「そうだね~。あれの性質考えると、もうちょっと奥に行かなきゃならないけど、ちゃんと見つかるから安心してよね」
 取り合えず、まだゲインの草刈は終わらないらしい。
「そろそろ休ませろ。これじゃ疲れて、見つけられても戦えねーよ」
 当たり前だが、やはり疲れるらしい。他の3人は特に疲れていないだろうが、ゲインは2時間働かされっぱなしなのだ、無理も無い。
「何言ってるの? 服も汚れるし、こんなところ、早く出たいんだから、さっさと終わらせて」
 だが、ファルクはそれを許さなかった。彼女はいつも、人の事を考えずに自分の意見を言う。
「あぁ!てめー今まで、何にもしてねーじゃねーか! こっちは2時間動きっぱなしなんだ、少しくらい休ませろ!」
「駄目、働いて」
「んならてめーがやれ!」
「嫌よ、疲れるし。叫ぶ元気があるなら、まだまだ動けるでしょ」
「なんだと!」
 ゲインは再び掴みかからんばかりの勢いで、ファルクの方を向く。このパターンは、もう恒例と化しているやり取りだったりするのだ。
「だからうるせーっつってんだろーがよ」
 そして此処で、コルセスがゲインを止めるもの、いつも通りなのである。
「あはははは、皆元気だね~」
 そしてティンリーは、傍から楽しそうに眺めていという形なのであった。
「でも実際に戦闘になったときに、ゲインちゃんがぶっ倒れても困るし、この辺で休んでた方が良いんじゃない?」
「それもそうだな。相手がどんなのかは知らねぇが、オレ一人で討伐できるとも限らねぇ。つーことだ、少し休ませてやる」
 一番知識豊富なティンリーの発言に対し、一番年上のコルセスが賛成する。ファルクはまだ納得していない様だが、これで何とかゲインは、休憩する事を許されたのだった。
「あー……疲れたー……」
 その場で倒れるように地べたに直接座る。更にはそのまま仰向けに寝転がった。



この辺か。
此処まで全て読んでもらうと分るが、ティンリーの服が小説と漫画で異なる。

何故かと言うと、最初ティンリーは顔しか描かれてなかったからじゃ。最初の部分の小説を送った後にデザインを書き直したので、色々と異なる部分も多い。
一応そのうち書き直すつもりじゃ。

さて、残り7ページ分は明日じゃのう。今日はもう寝る。
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