秘密と偶然の名
リアルの出来事を中心に、自作小説等を載せています。
MagusTale
MagusTale(マギウステイル)というゲームを、本日クリアした。

数日前に少しだけ言っていた、「イノセンス以外のゲーム」がコレじゃな。

名前を見る限りでは、RPGか何かに見えるが、全く違うのう。

なにせ、『18歳未満お断り』のPCゲームじゃからのう。

まあ、平たく言えばエロゲーじゃな。

正式名称は『MagusTale~世界樹と恋する魔法使い~』じゃしな。

エロゲーの感想書くなぞ、えらく久しぶりかつ珍しいな。取り敢えずネタバレで行くので読む場合注意。
何ゆえこんなゲームをやっていたかと言うと、まず1つは名前。思いっきりファンタジーな感じじゃったからな。

んで、次に絵。絵が綺麗じゃったので、やってみたくなった。

ついでに、SD絵がかなり気に入ったからな。こういったデフォルメ絵はかなり好きじゃからのう。

そんなこんなで、プレイしてみる事にした。

まあ、こういった読み物ゲームは、小説書くには結構参考になるしのう。人物描写には特にな。


取り敢えず感想を。

軽いノリで進む上に、笑える所も色々あるので読んでいて楽しい。
鬱展開は特に無いし、徹頭徹尾完全な純愛物じゃ。

ただ難点が少々。

まず、色々な所で書かれているレビューにもあるように、ご都合主義。うまーい具合に偶然が重なり、何でもかんでも恵まれているな。

深読みしなくても、大体の流れは分るほどに流れは単純。

致命的かもしれんのが、面識あるはずの相手に合った事もありません、みたいな台詞もあったしな。
特定ヒロイン攻略中に、別のヒロインが「この花畑って3年の先輩が育ててるんだって」「確かその人って、小雪(ヒロインの一人)のルームメイトなんだって」とかいう会話が出てたんじゃが。
・・・・ちょっとまて、お主ら数日前に一緒に風呂入っておらんかったか?とか思ったしな。

他には、各ヒロインのルートに入ると、特定のサブキャラしか絡んでこなくなり、殆ど1対1。容量とかの問題もあるかもしれんが、もう少し遊んでも良かったのではと思うな。

さて、世界観について。

場所は普通に日本の現代。で、本島から離れた島が舞台となる。
世界樹と呼ばれる霊樹から供給される魔力によって、魔法が使えると言う島じゃ。その世界樹の実から出来る宝石『ラピス』を媒体に魔法を使う事が出来る。


この島は、世界樹が島ごと別の次元から移動しており、この世界に魔法を受け入れてもらうため、学園を開き魔法の素質がある人を、日本から招きいれて入学させている。
そこで魔法を学んだ人を、現代日本に溶け込ませることで、理解を示させるために。

日本領土に島があるので、日本政府とは友好関係にあるとのこと。日本政府の方で魔法の素質がある人間を選んで、入学許可をされるらしい。
それ以外の人間には、存在すら知らされず、知っていたとしても連絡する事も、無論訪れることすら出来ない島。

ストーリー内容は、主人公の天ヶ瀬大樹が、この学園に通っている妹の天ヶ瀬小雪に合いに行くところから始まる。

とある理由から小雪に連絡をしようとした大樹は、島と連絡が出来ないと分かると小型船を漕いで乗り込んでいった。という話じゃ。

そこで島に張られている結界に弾かれ、小型船は沈没。海に投げ出された大樹は何故か島に流れ着いてしまう。

気が付くと、隣に謎の美少女が一緒に気を失っており、長いので途中省略して、一緒に学園生活を送るようになる。とな。

大まかな話の流れは、世界樹に感謝をする世界樹祭りを成功させるため、各ヒロインと一緒に準備を進め、世界樹祭前に結ばれ、そこから問題が起こり、それを乗り越えて終了。と、これだけじゃ。

さて、登場人物紹介。

主人公の『天ヶ瀬 大樹(あまがせ だいき)』

魔法の素質は無いが、魔法を使えない人でも魔法に触れさせて理解を示させるため、という理由で学園に通う事を許可される。

体力バカであり、頭はからきし。という設定の人物。

まあ、体力バカで頭悪いのは別に良いとして、普通に常識人な会話をするので頭悪いイメージが沸かないのがこういうゲームじゃな。
正直言うと、ただのバカなら「星の砂」が元々は生物だと言う事なぞ知らんと思うぞ?
蛇足になるが、観賞用である星の砂は、生きている時はとある虫であり、じっくり観察すると動いている姿を見ることが出来る。


メインヒロイン『アリシア=インファンス』

大樹の隣で一緒に気を失っていた美少女がこの人。
記憶喪失であり、何も覚えてない。

初めて見たのが大樹であったためか、ずっと大樹の後を付いて回る子猫のようなキャラじゃな。
心優しい性格で、少々天然入っている様に見える。


サブヒロイン『天ヶ瀬 小雪(あまがせ こゆき)』

こういうゲームではお約束、血の繋がっていない妹。

そしてこれもお約束、世話焼きな妹じゃ。こちらも結構主人公にべったりじゃな。


サブヒロイン『セーラ=フィニス=ヴィクトリア』

プライドが高く、学院長の子供の、典型的なツンデレ娘。

攻撃魔法が得意な、どつき役じゃな。


サブヒロイン『九条 優花(くじょう ゆうか)』

見た目年下の先輩。

花を育てるのが好きだが、とても病弱。

見た目に似合わない、超が付くほどの健啖家。


サブヒロイン『レナ=ジェミニス』と『ニナ=ジェミニス』

双子で、活発な方が姉のレナ、大人しい方が妹のニナ。

二人じゃが、殆ど一人扱いなのでまとめて攻略する感じじゃな。


さて個別感想。順番は攻略した順。

まずメインヒロインであるアリシアから。

内容はアリシアと世界樹祭の実行委員をする事になる。

その中で思いを通じ合わせるんじゃが、実はアリシアは世界樹の化身であり、大樹が封印を突破した事で世界樹から分離してしまった存在。

世界樹祭とは、一年で最も世界樹の力が強くなって、実を付ける日に行われる。アリシアはこの世界樹の力が強くなっている時しか存在していられないという。

その運命だけはどうする事も出来ない。そして最後は、世界樹祭の最中アリシアは世界樹へ戻り、大樹は世界樹を見守りながら生活する事になる。

だが、一年に一ヶ月だけ、世界樹祭が行われる魔力が強い期間だけ出てくる事が出来るらしく、それを糧に大樹は世界樹を見守りながら生きていく。

・・・・・このヒロインを最初に攻略した事を後悔した。
一年に一ヶ月だけって・・・・切ないのう・・・・

わしは、どちらかが死んだり、いなくなったりするエンディングがこの上なく気に食わない。一応出てこれるだけあってマシじゃが、そういう問題ではない。バットエンディングよりは若干良い、程度じゃ。

しかし全てのヒロインを攻略すれば、トゥルーエンドが見れるそうなので、そこでハッピーエンドになる事を祈って別のヒロインを全て攻略する事を決意した。

因みに、唯一アダルトシーンが在ることを許容できるヒロインじゃったな。別れが近づいているから、そういう方向に行くのも頷ける。他のヒロインは、特に無くとも進行上全く問題無い。

ふと思ったことじゃが、アリシアをやっていて、サブタイトルは「世界樹『は』恋する魔法使い」の方が正しいのでは?と。主人公の大樹は魔法使えないんじゃし。まあ、ネタバレなタイトルになるがな。


次、優花先輩。

内容は、世界樹祭に使う花々を、一生懸命育て、それを借りたいと言うクラスに渡していく。

彼女は病弱であり、たびたび学園を休む事がある。その所為で追いついていけず、魔法も中々上手くいかない。

最上級生程度になると、ラピスは「発現」という最終形態に進化するが、優花のラピスが発現する様子が無い。

最も魔力が高まる世界樹祭中にも発現する事はなく、やがて完全に床に伏せってしまう。

原因不明な病は悪化して行き、今晩が山とさえ言われるほどになってしまった。大樹は必死に、優花の回復を祈る。

その祈りが通じたのか、症状が回復する。そこで優花が育てている花畑へ訪れると、よくそこに訪れていた一匹の蝶が舞い降りる。

実はその蝶が優花のラピスが発現した姿であり、彼女の魔法が上手く行かないのは、既に発現しているラピスを、発現させようとしていた為であった。

それからはラピスの力を借り、病状は良化し、卒業した後は学園の保険医として就任してくる。

これで終わり。個人的に、内容もキャラも、可もなく不可もなく。特に好きでも嫌いでも無いキャラじゃったな。


次、小雪。

内容は、世界樹祭の出し物を一緒に調べて行こう。ってくらいか。

小雪のルームメイトである優花先輩が、病気療養の為学園の保健室に寝泊りする事になり、一人部屋になってしまう。

そんな中、大樹のルームメイトであるアルベルトが暴走して部屋を吹っ飛ばしてしまう。帰る部屋が無い大樹は、小雪の部屋に寝泊りする事になってしまった。

喜ぶ小雪。そして、兄妹二人の生活が始まった。

互いに兄妹らしく接しようとするあまり、逆に変に意識してしまう大樹。やがて妹である小雪を意識してしまうようになり、やがて気持ちが抑えられずに告白してしまう。

しかしそれは小雪も同じであり、二人は兄妹であり恋人となった。

世界樹祭の最中、二人でいると突然小雪のラピスがイルカ型に発現し、同時に空間に裂け目が出来る。

その空間に吸い込まれそうになるが、なんとか回避。そして、小雪の魔法は、世界樹しか使えないとされる「次元跳躍」だと判明し、暴走しないよう訓練することになる。
だがそれは島に残る事を意味し、不幸な偶然が重なれば、島は別の世界に次元跳躍をしてしまう。そうなれば小雪と大樹は二度と会うことは出来ないかもしれない。

自分の能力を良く知ろうとする小雪は、次元跳躍を調べていく。そこで自分の親が実は次元跳躍を唯一扱えるとも言える高名な魔法使いの娘である事が判明。その母親は、死んでいるのではなく、今もまだどこかの次元にいる。

母親の元に行こうと無理に次元跳躍をしようとする小雪を止める大樹。最終的には、次元を超えることは出来なかったが、その向こう側にいる母親と会話する事が出来た。

小雪は、完全に次元跳躍を使える様になってから、どこかの次元に居る母親の元に大樹と一緒に訪れる決意をし、訓練に勤しむことになる。

まあ、こんな感じかのう。
結構他のヒロイン攻略中に、色々絡んでくる事の多い小雪じゃが、メインで攻略する分にも十分楽しめたな。
昔から大樹に好意を寄せていたであろうに、別ヒロイン攻略しているときでも、そのヒロイン相手に嫉妬したり、恨んだりする事はなくさっぱりとしているのが個人的に好感。

ただ残念なのが、寝起きが最悪という設定。別にそれならそれで良いんじゃが、一緒の部屋に寝泊りするのに、そういった描写が全く無かったんじゃよな。その辺のドタバタ展開、期待していたんじゃが。
この辺の設定生かせていないのが、書き手の技量不足か。おあつらえな舞台まで用意して、これではのう。ついでに、12月25日以降、存在している訳が無いアリシアが12月29日にちょろっとだけ出てくるのは止めたほうが良いと思うぞ?


次、レナニナ。

二人で一緒に魔法を使い、プラネタリウムを作るのを一緒に手伝う。という内容。

準備中に距離が縮まって行き、やがて二人は大樹に思いを寄せる。ここから、大樹の選択次第で個人個人のエンドになるか、両方のエンドになるか。因みに両方エンドの方が基本ルートらしい。

片方を選べば、そのまま仲良くなって終了。両方の場合、最も長く展開が続く。

片方だけでは上手く魔法が使えず、二人一緒にイメージを合わせればとんでもなく大きな魔法を使う事が出来る。

だが魔法試験の判定は、一人一人。二人で一緒に出した魔法ではいくら強大でも、評価されない。

だが、それを見てもとんでもない魔力を秘めた二人。

特例中の特例として、再試験を受ける事になる。その試験で、大樹の声援で片方ずつだけでも大きな魔法が使える様になる。
そして、それぞれのラピスが天使の様な姿で発現した。

二人はいつも二人の方が良い。そういう訳で結局は恋愛面でも、二人一緒が良いという結論へ行き着き、いつも3人一緒だ。となり、終了。


ふむ。個人的に、ある意味気に食わんエンディングじゃな。わしは二股とか、そういうのは好きじゃない。このエンディングを見ていると、むしろその状況で無いと駄目な様な気がしてくるんじゃが、やはり無理じゃのう。

個別エンディングは、ほっとんどオマケに近かった。キャラ自体は気に入った部類に入るんじゃがな。双子ネタは結構面白かったし。


次、セーラ。

日本の文化である花火を、世界樹祭で披露するために手伝う。という内容。

何を出し物をするのか決めかねているセーラに、火などの魔法が得意なら花火はどうだと持ちかける。

大樹を快く思っていないセーラは、意見は聞くが手助けは許さなかった。結局一人で花火を調べているが、実物を知らないセーラは勘違いの花火を打ち上げようとする。

それに見かねた大樹は、成り行き上手伝う事になる。

そうして互いに花火を作ろうとしている中、お互いがどういった存在か理解をしていくようになる。

いつしか一緒に行動するのが当たり前になり、互いが互いを大切に思うようになる。

花火も完成し、ドラゴン型にラピスも発現するセーラ。満を持して世界樹祭で魔法花火を発表したのだが、そんなときに世界樹がありえないほどの魔力を供給している為に、魔法が暴走する(このシナリオでは語られないが、アリシアが世界樹から分離している事が原因)。

無茶をして、暴走した魔法を無理やり自分へ向けて被害を出さないようにしようとする。が、大樹はセーラの前に立ちはだかり、向かってくる魔法から盾になることでセーラを守る。

即死物の威力がある魔法を受けて、生きていられるはずが無いのだが、大樹は傷一つなかった。
実は大樹は、魔法は使えないが、「魔法無効化体質」を持っており、一切の魔法が効かない人間なのだと分る。結界を突破できないのもこの体質がある為らしい。

そして、二人はもっと世界に魔法を伝えるため、島を出る。

こんな感じか。

セーラのキャラは気に入った。前半ツンツン、後半デレデレの、模範的なツンデレとしか言えんな。
アリシア以外のエンディング後にオマケに追加されるシナリオで、大樹がセーラと一緒に「結婚する事にしました」と学園長である母親に報告しに行くのがかなりツボに嵌った。
何かわしは、「恋人として一緒に過ごす」のではなく「二人で幸せな結婚生活を送る」方の描写がツボに当たるらしいなと実感した。

しかし主人公の設定である魔法無効化体質じゃが、殆どこじ付けに近い。何故結界が張ってあるこの島に入ってこれたのか、の答えなんじゃろうが、このシナリオ以外全く触れられないからな。


さてさて、全て攻略したので、念願のトゥルーエンドシナリオが見れる。という訳で、喜んで選択。
アリシアは最後に攻略するべきヒロインじゃったな・・・・・orz

内容は簡単。アリシア以外のヒロインが、それぞれ発現したラピスを用いてアリシアを開放させるだけ。

なんでも、生物形態で発現したラピスで、4箇所にある封印を解けば良いという。

アリシア以外のヒロインは全て生物形態で発現したラピスを持っており、それを用いて封印を破壊する。

大樹は世界樹の中に入り、アリシアを連れ出す。しかし世界樹の中に閉じ込められる。そこから出るには強大な魔力が必要だが、並大抵の事ではない。

そこでアリシアのラピスを発現させたらどうたと言う大樹。本来発現など、簡単に出来るものではないが、世界樹の化身であり、最も世界樹の影響を受け易い世界樹の中にいるだけあって、今のアリシアには簡単だとのこと。

きっとアリシアのラピスも生物形態で発現するのだと思ったら、どんどん巨大化していく。危険と判断した世界樹が二人を中から外へ追い出すが、その隣に世界樹より巨大なアリシアのラピスが樹の形で発現した。

こうして無事にアリシアとして、いつも存在できるようになったアリシアは、大樹と共に生きていく。


ふう・・・・やっとハッピーエンドじゃのう。これで満足した。長かったが、トゥルーを見た甲斐あったのう。

しっかし、最もご都合主義な展開じゃな。「生物形態で発現するラピスは、5年に1人出るかどうか」という確立しかないらしいが、5人とも生物形態で発現しておるからな。

何でもかんでも上手く行きすぎじゃな、流石に。まあ、ハッピーエンドだから個人的には良いが。

・・・・さて、随分長々書いたのう。

最後に、このゲームには色々とサブキャラが多い。その中で、ミレーヌ先生というキャラがおるんじゃが、わしはこの人を攻略したいと思ったな。
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