秘密と偶然の名
リアルの出来事を中心に、自作小説等を載せています。
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素顔の仮面 第3話『光の柱』 24
震災から今日で1年か……

過ぎてみるとあっと言う間じゃったのう。

この1年色々ありすぎて、列挙していったらきりがないのう。


あの震災で亡くなった人達に黙祷を。


さて、まあそれはそれとして。

今年に入って一回も更新していなかった小説の更新。いやー……随分と放ってたもんじゃ。

取り合えず、前口上行くか……

前回と今回の間に空白があるので、場面が切り替わったと思ってくれ。
それ以前であるプロローグから第2話の『素顔の仮面』は、『その他作品へのリンク』の先にある『素顔の仮面』を参照。



















 ゲインが軍隊の訓練を受けるようになってから、数週間ほど経った。
 最初は基礎体力作りや、基本的な礼儀作法を叩き込まれるなど、何の面白みも無い日々が続いていた。それでも最近では、武器の扱い方や手入れ方法なども訓練に含まれてきたお陰で、面白くなってきたところだ。
 今は訓練の一環として、使用した武器を磨いているところだった。武器というのは使えば直ぐに劣化して使えなくなるものだ、常日頃の手入れが大事になる。
 何人かの兵士が机に向かい、一生懸命に武器を磨いている。
「おし、完璧だ!」
 そんな中に居たゲインは、綺麗に磨き終えた自分の剣を掲げて満足げに頷いた。我ながら綺麗に仕上がったと、誇らしげな気分になる。
「どれ、見せてみろ」
 横で監督をしていたルームメイトである軍曹が近づいてきて、ゲインが磨け上げた剣を手に持ち光にかざしてみる。
その出来を確認するが、その鈍く輝く刀身は、綺麗に手入れされたことを如実に物語っていた。
「……ふむ、悪くない。こういう手入れだけは上手いんだな、お前」
「まーな。元々鍬とか鎌の手入れはよくやってたし、このくらい簡単だぜ」
 武器と農具の手入れでは異なるのだが、基本的な事を知っているのと知らないのでは違う。ゲインは普段から手入れは行っている方だったので、少し教えてもらえればすんなりとこなせるのだ。
「なんかこういうの見てると、後方支援向けじゃないかと思うんだよな。どうだ? 配置転換希望してみるとか」
「やだよ、オレも前に出て戦いてぇ」
「って言うと思ったよ。普通は戦線に出るのなんか嫌がる奴多いってのに、変わってるよお前は」
 腰に手を当てて、呆れたような声を出している軍曹。しかしゲインは、自分の磨いた剣をかざして喜んでいる。
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