秘密と偶然の名
リアルの出来事を中心に、自作小説等を載せています。
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穢翼のユースティア:感想
休みに入って時間もできたので、この前言っていた感想でも書こうかと。

簡単に感想を言うのならば、かなり面白かった。

音楽も良いし、OPムービーもかなり好きじゃな。ヒロインと主人公の影が動いてから立ち絵に変わる演出には驚いた。

シナリオもしっかりと練られてあるし、謎をそのまま残して終わるという様な事は無かったな。

まあ無いわけでもないが、気にならない程度じゃろう。

このゲームはぜひともコンシューマー版で発売して欲しい。

設定からして娼婦とか出てくるが、18禁になるようなシーンは無くても話は十分に成立するし。

さてさて、以下より細かく感想。完璧にネタバレ満載で行くので閲覧注意かのう。













主人公は強いし、相手を諭すようなキャラクター。とはいえ、最強ではないって所がまた面白いところじゃな。まあ、主人公より強いのがゴロゴロ出てくるので、首ひねる部分も多いが。
賛否両論あるユースティアルートの姿で、ヘタレだのなんだの言われてるが、それ以外はかなり格好いい。

しかもボイスつき。まあ、致してるシーンだとボイスが無くなるのはこの類のゲームでは良い配慮じゃろうな。



ユースティアの場合、話の流れが一本道になっている。この形式は、わしが知ってるのだとシュタゲと同じじゃな。

本筋で選択肢が出され、最終的にそのヒロインを受けれるかどうかで、ルートが決まる。
ヒロインのルートが決まると、あとは殆ど終わりじゃ。

一通りの流れが終わった後、後日談的な感じで語られて、エピローグという感じじゃな。


ヒロインは5人。

最初のルートである、『フィオネ・シルヴァリア』

2ルート目の、『エリス・フローラリア』

3ルート目の、『聖女イレーヌ』

4ルート目の、『リシア・ド・ノーヴァス・ユーリィ』

そして最後まで行った場合の、メインヒロインこと『ユースティア・アストレア』

エンディングがあるキャラで気に入った順番は、『ラヴィリア』→『フィオネ』→『エリス』→『ユースティア』→『リシア』→『コレット』かのう。まあ、今回は割りとどのキャラも好きじゃな。

ヒロインが5人とか言いつつ6人出してる理由は、後記する。


基本的な設定とかは、公式で見てくれ。

まず最初のヒロイン、フィオネ。

防疫局と言う国の組織の隊長。
非常に堅物で真面目なヒロイン。主人公と行動を共にして、黒羽と呼ばれている化け物を捕まえる話。
実はこの黒羽は殉職扱いとなっていたフィオネの兄で、フィオネたちが行ってきたことが実は、大量殺人の片棒であったことだというのが判明する。
黒羽はフィオネを最後に諭し、主人公、あるいはフィオネに止めを刺される。ここで主人公が止めを刺すとフィオネエンド、フィオネに刺させるとそのまま話が進む。

自らの誇りを重視するあまり最初は人の忠告を聞かない、たびたび突っかかってくるなどと、イライラしてくるヒロインではあるが、話が進むごとに柔らかくなって行く。
制服姿だと住民から忌避されるので私服着て来い、と言われて「制服しかないから着る服を見繕ってくれ」とか言い始めてから一気に可愛く見えてくるキャラじゃったな。このルート以降あんまり出番が無いというのが悲しい所。

……てか思うんじゃが、このヒロインで話を終えておくと、最終的に一番人死にが少ないんではなかろうかと思うわけなのじゃが。根本的な解決にはならんじゃろうが、現状維持で終わる気がする。そういう意味でもお気に入りのヒロイン。


2人目のヒロイン、エリス。

娼婦として売られて、いざ店に出されるという直前で主人公に身請けされた人物。
非常に主人公へ依存しており、主人公に近づく女性には敵意を表す。

ルート的には、今後の複線や裏に潜んでいるものの存在か。後はどうして主人公はエリスを身請けしたのかという理由。
昔殺し屋として生きてきた主人公は、依頼でエリスの両親を殺した。その報酬で得た金で、エリスを身請けしたようなものなので、主人公はエリスには自由に生きて欲しいと願った。しかしエリスは、その両親には人形のように育てられてきたため、人に命令されて生きる以外の方法を知らないという状態だったという話。
ルート内のエリスには大分イライラさせられるじゃろうけども、全体通して出番の多いエリスはかなり良いキャラしてるな。
選択肢は、エリスを受け入れるか入れないかというだけ。

見た目だけなら一番気に入ってるキャラじゃなー。特定の立ち絵で、三角巾を頭に載せてるのが個人的に最高。これでメガネ付けてなかったらほぼ文句が無い姿。

エリスまでで終わらせておくと、主要人物殆ど死なないんではなかろうか。まあ……最終的にティアがどうなるかは分からんが。


3人目のヒロイン、聖女レイレーヌ。
聖女が祈りをささげている限りは、世界は存続するが、祈りを怠ると崩落が起こり多くの人が死ぬといわれている。
先代の聖女イレーヌが祈りを怠ったために、大崩落というものが起こり多くの人間が死んだ。そのため、先代の聖女は処刑された。というのが世界観の根幹に関わってるが、それが覆されるシナリオ。
聖女が祈りを捧げなくとも崩落は起こらず、いくら祈っても崩落は起こる。崩落が起こった際に、怒りの矛先を受けて処刑されるためにいるのが聖女だというのが明らかになる場所じゃな。

ヒロインは聖女イレーヌことコレットじゃが、姉妹のように育ったラヴィリアと言うキャラがいる。選択肢次第でラヴィリアエンドもあるため、ある意味では2人で1セット扱いじゃな。
ラヴィリアはコレットを支える姉で、コレットは頑固な妹というような姿じゃな。
個人的にはラヴィリアが一番気に入った。サブキャラ扱いなのに。

さて、このルートがある意味一番印象深いんではなかろうか。というのも、今までずっと主人公たちと関わっており、なおかつ主人公たちの姉のような存在だった『メルト』というキャラがいる。主人公たち行きつけの酒場を切り盛りしている、元娼婦の人なんじゃがな。このキャラ物凄く良いキャラなんじゃよ。
そのキャラが、このルートの終盤に、突然死ぬ。崩落というのが起こって、それに巻き込まれて死んでしまう。

主人公共々、あそこの喪失感は凄かったな……まさか死ぬとは思ってなかったので、信じられんかったぞ。

これも選択肢は、コレットを受け入れるか否か。受け入れなければ続く。受け入れればコレットエンド。
その後の選択肢で、2人を信じてると言えばラヴィリアエンド。


4人目のヒロイン、リシア。
この世界の王女。病気に臥している国王の変わりに政治を取り仕切っているが、殆ど執政官の言いなり。

この辺りで、全ての黒幕が執政官の仕業だと言うことが分かるんじゃったかのう。
執政官の言葉を全て鵜呑みにしていたリシアに、現実を見せて執政官から国を取り戻そうとするシナリオ。

このシナリオが全ルートで一番出来が良かった気がするな。執政官の娘婿である近衛兵隊長を説き伏せて仲間にするシーンは、鳥肌が立ったぞ。

ここの選択肢も同じじゃな、リシアを受け入れるか入れないか。
てか、リシアの切り替わりようが凄まじい。我侭で子供な王女、という姿だったのに、腹を決めたら完全に国王の姿になっておったからな。今の日本の政治家よ、この姿を見習えと言いたい程に。

ここの選択肢次第で、近衛兵隊長が生き残るか死ぬかも決まる。リシアを受け入れると死なないが、受け入れると死ぬ。つまり主人公が先に進まないと人が死なないことが立証された瞬間じゃったな……

てか、主人公のライバル的存在として出てきたガウって女殺し屋じゃが、実際主人公と同じくらいの強さ、って設定の方が面白かったと思うんじゃが。使う武器同じなんじゃし、ガウが異様に強いってのはなんかな。



ということで最後のルート、ティアことユースティア。そういえば上で言ってなかったが、姓が無かったので主人公と同じ姓を名乗らせているため、主人公と同じになってるんじゃよな。

完全に話の裏が語られるルート。
今まで知らないまま過ごしていた主人公が、全てを知ったあとどう動くか。というのが大筋のルートじゃな。

このルートが結構賛否両論あって、今までずっと格好良い姿を見せてた主人公がいきなりヘタレになるんじゃよ。
とはいえまあ、今までは明確な敵がずっといた訳なんじゃが、最後の最後で世界を守るか1人の女を守るかって選択肢を迫られるわけじゃからな。
個人的には、あのくらいやっても良いと思ったので、ヘタレだとは思わなかった。今まで成長を促す方に立っていた主人公が、促して成長した人たちの姿を見てやっと自分の腹を決める。

まあ、ここまではいいとして。一番最後が問題じゃ。

わしが一番許せない場所、それが……ティアが自らを捧げて世界を助けて終わりというエンディング。つまり、ティアは死んだようなもの。
一応全てが終わった、という感じにはなるものの……あんまり後味が良いとは思えない終わり方。選択肢次第でハッピーエンドとかあっても良かったと思うんじゃが……



これが本編かのう。

あとはおまけシナリオってのがあって、そのキャラをクリアした後の後日談か、あるいはIfの物語が読める場所が出る。

フィオナとエリスは、リシアはそのまんま後日談じゃな。コレットとラヴィリアはIfじゃのう。
ただティアは、1つは後日談なものの……カイムの夢なんじゃよな。
その夢の中で、もういなくなってしまったティアとの生活を描いてある。これが中々物悲しくて、より本編で報われて欲しかったと願わずにはいられなくなる。

よく、おまけは本編と矛盾してる。とか文句言っている人も見るが、もしもという話を含んでいるところなのでその辺は目をつぶってみるのが正しいじゃろうな。


こうして全体を見てみると、主人公が牢獄で仲間と騒いでいる風景が、一番楽しいように見えるんじゃよな。まあ主人公たちが、牢獄の中でも比較的裕福な生活してるからじゃろうけども。



……さてさて、長々となったがコレで感想は終了じゃ。中々の傑作じゃったのう。
ファンディスクとか出して欲しいが、このメーカーファンディスクとか作って無いっぽいしな。

ティアのハッピーエンドが見てみたい。切に。全体的に、格ヒロインエンドの描写をもっと長く欲しかった所じゃしのう。

出してくれんかな……ファンディスク。
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