秘密と偶然の名
リアルの出来事を中心に、自作小説等を載せています。
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素顔の仮面 第3話『光の柱』 17
休み中に1回くらいは更新しようと思ってのう。

新しいPCになってキーボードも新しくなり、非常にタイピングがしやすくなった気がする。前のは元々打ちづらかったしのう。

オフィスは高くなるので入れてないんじゃが、小説のデータは全部ワード。なのでオープンオフィスを入れたんじゃが……これ結構使いやすいな。オフィスの方がなんかごちゃごちゃしてて使いづらかった。

さてさて、んでは前口上行くかのう。

前回と今回の間に空白があるので、場面が切り替わったと思ってくれ。
それ以前であるプロローグから第2話の『素顔の仮面』は、『その他作品へのリンク』の先にある『素顔の仮面』を参照。
















 日が緩やかに昇り、夜の世界から少しずつ朝へと変わっていく。薄く照らしていた月光も、眩しいほどの光に塗り替えられ、もう直ぐ完全に太陽の光で埋め尽くされる。
 黎明の時間。動物達は動き始め、植物も光合成を行う。それはまさに、全ての始まりというべき時間であった。
 とはいえ、まだまだ緩やかに時間が流れるほどの早い時間だ。どんな生命も、活発に動いているものは無い。
 寝ぼけ眼を擦りながらゆっくりと這い出るかのような、そんな気怠さがある重い空気。
 
――パパパーッ、パパー!――
 
 そんな空気を、金管楽器の高くてけたたましい音が切り裂いた。
 同時に、どたどたと地面を踏み鳴らし、少しすると勢いよくドアを開ける音も響く。
「朝だ! 全員起床ー!」
 それだけでもうるさいというのに、負けないほど大きな声が更に響く。
 あまりにも騒がしい。しかしコレが、軍という場所の朝だった。特に一般兵士が寝泊りする兵舎は、外の音が良く聞こえるので、とてもではないが寝ていられない。
「な、なんだぁ!?」
当然何も知らないゲインは、その音に驚いて飛び起きた。
辺りを見渡し、見知らぬ風景にぽかんとしている。
「起きたか新入り。早く仕度しろ」
 きょとんとしているゲインに声をかけたのは、相部屋の軍人だ。つまり今後はゲインのルームメイトになるという相手だ。階級は軍曹で、筋肉質ではあるが細身で、親しげのある顔の男性だ。年齢は20代後半という所だろうか。
 昨日の受け入れが終わった後、スティファに案内されていたのは今ゲインが居る兵舎の一室。ベッドに空きがあったものの、殆どこの軍曹が一人使用していたらしい。
 ゲインのことはある程度この軍曹まで連絡が届いているので、快く受け入れてくれていたのだった。
「え? んーと、どうすりゃ良いんだ?」
「ああそっか、まだ軍服も支給されていないんだったな。取り合えず私服に着替えて、俺に付いて来てくれ」
「んじゃ着替えりゃ良いんだな」
 取り敢えず私服に着替え、軍曹の後に付いて行く事にする。
 廊下を抜け、外に出る。
「どこに行くんだ?」
「今日は天気も良いし、普通にグラウンドだな。整列して、朝礼。その後は各自仕事に移るんだが、今日は普通に訓練だな」
 そう言われて先を良く見ると、大勢の軍人達がグラウンドに集合して並んでいる。その姿は壮観で、ゲインの心はますます躍った。
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