秘密と偶然の名
リアルの出来事を中心に、自作小説等を載せています。
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素顔の仮面 第3話『光の柱』 15
昨日言っていた通り、小説行進。

書くネタも無いしな。


ここのシーンは2回で終わる。取り合えず、ゲインがよりクソガキだと思う場所じゃろうな。

ほぼ回想じゃが。


書くことも無いので、前口上行くか。

前回と今回の間に空白があるので、場面が切り替わったと思ってくれ。
それ以前であるプロローグから第2話の『素顔の仮面』は、『その他作品へのリンク』の先にある『素顔の仮面』を参照。





















「明日から一週間程度、父さん達は家を留守にする」
「どっかの商人と、また話し合いにでも行くのか?」
 夕飯を食べている最中、やや真剣な表情でそう切り出してきた父親に、ゲインは普段の世間話に近い感覚で答えた。
「……少し大事な話だ。真剣に聞いてくれ」
「え? ああ、うん」
 この父親は比較的寡黙な人物だ。この様に話を振ってくるのは珍しいことである。真剣に聞けという程なのだから、しっかり聞いておかないと後々怒られるかもしれない。
 ゲインは食事の手を止め、父親の顔を見る。
「父さん達が都会から移り住んできたことは知っているな。その時の仕事先から連絡の手紙が今朝届いた。今更だ、断る積りで居るが、出向いていかなければならない」
 両親が元々都会から何らかの事情で、田舎に移り住んだということはゲインも聞いていた。しかし何故移り住んだのか、何をしていたか等は何度も聞いたのだが、教えてもらえた事は無かった。多分今回も教えてもらえないだろう。
「何か大変そうだな。かーちゃんも行くのか?」
「ああ、母さんも同じように呼ばれている。父さん達が居ない間、お前の面倒は近所の方に見てもらう様に頼んだ」
 ゲインは母親からそれなりに自活能力を教えられているので、数日自分独りで過ごすのは何も問題は無いだろう。しかしまだ一人前とは言えない。
 幸い近所の人々は皆人のいい老人ばかりで、ゲインを可愛がってくれている。1週間程度面倒を見るくらいなら、特に問題は無いだろう。
「だったらオレも行ってみたい。一週間って事は隣町にくらい行くんだろ? 村から出たこと無いから行って見たいんだよなー。その仕事ってやつの邪魔はしないからさ」
 だがゲインにとっては、わざわざ家で待っているなんて面白くない事をするより、一緒に行って村の外を見てみたかった。
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