秘密と偶然の名
リアルの出来事を中心に、自作小説等を載せています。
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素顔の仮面 第3話『光の柱』 14
小説更新じゃー。

本当はもう少し早めに出す積りしてたんじゃが、結局書かなくてのう。

それにしても、やっとこの場面終わったな。ここの場面は、なるべくゲインのフォローをした積りだったりする。

ゲイン=クソガキ、という式は変らないものの、まあ仕方ないか。という様な感じを出したかったんじゃよな。

とはいえ、多分次に更新する場面で、やっぱりこいつクソガキだ。って思うことは間違いないと思うんじゃが。

さて前口上行くか。

前回と今回の間に空白は無いので、そのまま繋がっていると思ってくれ。
それ以前、プロローグから第2話の『素顔の仮面』は『その他作品へのリンク』の先にある『素顔の仮面』を参照。



























「それが軍人に、いやこの都会で生きるためのルールだ。そして今後は『コルセス大佐』と呼べ。私のことはエルスティファ少佐かシルフォルニー少佐と呼ぶように。大佐や私はお前の上官になるのだ。上官の命令は絶対だ、従わないなら軍を出てもらう」
「……分かったよ」
 スティファもイライラしてきたのか、やや強い口調になっている。これから軍人になろうという人物がこの有様では、規律が乱れると考えているのだ。
 ただしゲインとて悪気がある訳ではなく、どこまでも純粋なだけである。無知は罪というが、ゲインのような教育もままならない田舎育ちならば、読み書きと簡単な計算が出来るというだけでも十分大したものなのだ。
 それでもゲインを特別視する訳には行かない。軍に入ってしまえば一人の軍人でしかない、同列に扱われるし扱わねばならない。
「……私も少し熱くなってしまったな。申し訳ない。だが今までの様には行かないとだけ、しっかり頭に入れておくように」
「は~い……」
 スティファにはそんな積りは無かったが、𠮟られる形になってしまったゲインはややしょんぼりとしてしまう。
 相手がコルセスならこのまま突っかかっていたかもしれないが、やはり相手が若い女性だとどうしても対応が変わってしまう。
 その様子はまるで、小学校の先生と生徒であるかの様だ。
「取り敢えずこの紙に、さっきと同じく名前を書けば良いんだろ?」
「ああ、そうだ。もう時間も遅くなってきている。兵舎に案内する時間もあるから、少し急いだほうが良いな。詳しい説明と訓練は明日以降だ」
「分かった」
 先ほど渡された紙を近くに引き寄せ、ゲインはなるべく早く名前を書き終えようと急ぎ始めた。お陰で文字は先ほどよりも汚くなってしまっている。
 だが時間がもうあまり無いので、スティファはもう何も言わずに様子を見守っている。
 部屋の窓からは、もう夕日が赤く射している。辺りが暗くなるのはもう直ぐだろう。
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