秘密と偶然の名
リアルの出来事を中心に、自作小説等を載せています。
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素顔の仮面 第3話『光の柱』 13
昨日寝過ごしてなんも書いてなかったので、今日の分のネタも含めて書いてしまったのでネタが無い。

まあ、そろそろ小説書こうと思ってた時なので、折角だから小説を書いて載せることにした。

良い感じのネタも出てきたしな。名前が無いと進めないってのも、多分これでクリアできると思うし。

という事で、大分久しぶりじゃが小説更新。てか前回かなり中途半端な所で止まってたんじゃな……

あと1回で此処のシーン終わりじゃ。

取り合えず前口上行くか。

前回と今回の間に空白は無いので、そのまま繋がっていると思ってくれ。
それ以前、プロローグから第2話の『素顔の仮面』は『その他作品へのリンク』の先にある『素顔の仮面』を参照。



























「まさかハンコも知らないのか……私も都会からあまり出たことは無いが、田舎では存外そういうものなのかもな。軍や貴族たちが格式ばっているだけのようだ」
 殆どが自給自足、取引もゲインのような田舎では殆ど行われない。商人であったなら習慣になっているかもしれないが、農民であったゲインには馴染みが無いのだ。
 作物の売買時に行っていたとしても、それは親がしていただろう。ゲインは一切そういった事には関わっていない。
なにせ商人とは口が上手いのだ、ゲインなら丸め込まれてしまう。
「結局どうすれば良いんだ?」
「そこに名前を書け」
「分かった!」
「大事な書類だ。丁寧な字で書け」
 注意はされたものの、案の定読みづらい字でゲインは名前を書いた。とはいえ、精一杯丁寧に書いた積りなので、これ以上は仕方ない。
「……まあいい。それに先ほど渡した朱肉、あの赤い奴だ。それを親指の指紋に……と言っても分からないか。渦巻きのような模様が指先にあるだろう、そこに先ほどお前が触った赤い色を付けて、今書いた名前の横に押し付けろ」
「おう!」
 言われた通りに拇印を押す。実際何をやっているのかは、ゲイン本人は良く分かっていない。分かっていないというより、何も考えていないというのが正しいのだが。
「まずは1枚目だな……」
 そうすると次々に色々な用紙が、ゲインの前に出される。
「多いなー。あと何枚あるんだよ」
 何を書いているかよく分からないのだが、名前だけとはいえ何枚も書くのは面倒臭いし面白くない。早速飽きてきたゲインだった。
「文句を言うな。それと軍に正式入隊することになるのだ、その言葉遣いも直せ」
「それコルセスにも言われたけどよー、何が悪いんだか分からないんだけど」
 ゲインが今まで関わって来た人物と言えば、両親と近所に住んでいる人の良い老人たちくらいだ。当然言葉遣いを気にする人も居なければ、それを正す必要性もあまりなかったのだ。言葉遣いとして敬語や丁寧語という存在がよく分かっていない。
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