秘密と偶然の名
リアルの出来事を中心に、自作小説等を載せています。
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素顔の仮面 第2話『家出少年の行進』 19
勢いが衰えないうちにどんどん行くぞー。

ってことで、小説更新。

家に帰ってきてから、これと言って特にやることが無いからのう。

んで小説開いてカチャカチャやってれば、少しずつでも埋まってくるよな。

連続更新とか久しぶりじゃのう。

今まで止まってたのを挽回する意味でも、頑張ってみるか。

さて前口上コピペ。
前回と今回の間に空行は無いので、そのまま繋がっていると思ってくれ。前回以上の第2話はカテゴリー内の「自作小説」に入ってある。
第1話以前は『その他作品へのリンク』の先にある『素顔の仮面』を参照。




公開終了。











「よろしくなー、フランクー」
「……フンッ」
 するとフランクは、伸ばされたゲインの手を、躊躇うことなく齧り付いた。
「んな! 痛てぇ!」
 あまりの痛さに思わず腕を引くと、フランクはあっさりと噛んでいる手を放した。
「なんなんだよ一体……」
 涙目になりながら、もう一度手を伸ばすゲイン。だが、再び容赦なく齧り付かれた。
「痛てぇ! 放せー!」
 再び腕を引くと、またもやあっさり噛んでいる手を放すフランク。
「あははー。ゲインちゃん、思いっきりバカにされてるっぽいよね~」
 手を出せば必ず噛まれると理解したゲインは、背を向けて届かない所へ行こうとしたが、襟首を咥えられて引っ張られ、先ほどと同じように地面へ転がった。
「……ん」
 そんなゲインの姿を見て、恐らく馬車の中にでもいたのだろう、ファルクが近づいてきてフランクへ手を伸ばす。
「ブルルッ……」
 するとフランクは、咥えていたゲインの襟首を放し、気持ち良さそうに目を細めた。
「ファルちゃんは大丈夫みたいだね。それに力も出してないみたいだし、やっぱり動物は大丈夫ってことなのかな……それとも自分から行くのには抵抗が無いのかな」
 などと、軽い口調で言ってはいるものの、真剣にファルクの挙動を観察しているティンリー。
 何に対して力が発動するのかを見極めれば、グンと危険度が下がるし、扱いやすくなる。彼女は彼女なりに、自分の役割をこなしているのであった。
「イテテテ……」
 身体に付いた砂を落としながら立ち上がったゲインは、フランクがファルクに撫でられている姿を見ると、ファルクの所まで歩いて行く。
「ファルク、下手に触ると噛まれるんじゃないか?」
「分か、らない。でも、大人、しい」
「そうか?」
 ファルクの姿を見て、もう一度フランクに手を伸ばすゲインだったが。
「フン!」
 またもやガプっと噛みつかれるのであった。
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