セイバーとは剣士。剣を扱う人の事。
まあ、そのセイバーがどんな服装をしているか分からない人にとっては意味が無いであろう事は百も承知で話を進める。
鎧姿とはつまり戦うための姿。
セイバーの着ている鎧は、下半身部分がスカート状になっている。
戦うのにスカートでは邪魔なだけでは?思った人もいるかもしれん。
書いている人も見栄え優先でこういう服装にしたと思うしのう。
しかしあの服装は、剣を扱う者にとっては無意味どころか機能的であったりする。
剣を振るうと言うことは、もちろん腕の力と動かし方を想像すると思うが、それだけではない。
握り方や腰の入れ方と足の運び方等色々と難しい。達人の域にあるならば、その動かし方を読む事で相手の動きを察することが出来る。
身体を動かすにあたって、最初に動かすのはまず『足』。
つまりあの長いスカートは、『足の動きを相手に見せない』という重要な役割を果たす。
セイバーが透明な剣を使うことで間合いを読ませにくくし、接近戦では戦いづらい様にしているのと同じという事じゃ。
剣が見えなければ間合いが分からない。足が見えなければ動きが読めない。という感じじゃな。
剣道の道着を思い浮かべてみてくれ。下半身は袴で、端から見ればスカートに見えなくも無い。
剣道における袴も、相手に足の動きを見られないように付けている物。
動き易いからとかいう理由もあるじゃろうが、それだけでは無い。
セイバーの武装服は、剣士としては理に叶った物という事じゃ。
さて、此処から剣と刀の違い等の話でも書こうかと思ったが、それを言い始めるとわしは際限なく語り始めるので止めておこう。
今日はこんな所か。一日中Fateを読んでいたから書ける物など他に無いしのう。
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