秘密と偶然の名
リアルの出来事を中心に、自作小説等を載せています。
右手ズタボロ
体毛を梳かされて気持ちいいのは分かるが。

興奮して飛びかかってくるのは止めろ茶太郎よ……

梳かされている内に、気持ちよくて興奮してきたんじゃろう。んで、それをどうすれば良いか分からなくなってくるらしい。

取り合えず、身近にある梳かしている腕に向かって飛びかかる。

ええい、曲がりなりにも肉食獣の末裔じゃろうが。痛いどころか血だらけじゃこの馬鹿猫。

流石に構ってられんので、そのまま放置しておいたが。

にしても、尻尾太くして、「あおーーーーん!」とか遠吠えしてるこの猫は、本当に猫なのかと。





仕事から帰ってきて、玄関の戸をあけると、茶太郎が外に出てくる。

紐で繋いであるので、玄関先くらいしか出られないんじゃが、そこの駐車場で日向ぼっこするなり転がって体を擦りつけるのが、この猫の日課。

その状態で、人にすり寄ってきてから転がり、目を見ながら「ニャー」と鳴く。つまり、梳かせと催促してくる訳じゃな。

仕事帰りの人間使いよってからに、飼い猫の分際で。

専用の櫛で、茶色の体毛を梳く。梳くとはいえ、力を入れて掻き毟る感じじゃな。そうすると、気持ちが良いらしくゴロゴロ言いながらぐねぐね動く。

結構力入れてやっているので、見ようによっては苛めているように見えるが、嫌なら逃げるじゃろう猫なら。
ってか、ごろにゃ~と変な声出して転がりまわる姿を見て、どうすれば嫌がっているように見えるか。

そうしている内に、根元から尻尾が太くなり、少しずつ毛が逆立ち、興奮してくる。

最終的には、その興奮を腕に飛びかかるという形で発散する。

茶太郎からしてみれば、じゃれたいだけだろうが、鋭い爪と牙があるからこその猫。本気で痛い。

全く恐ろしい猫じゃ。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://ansurwynn.blog82.fc2.com/tb.php/1010-de56b3ee
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック